Vol.06 “読書と量と質”

読書はお好きですか?
私は、子どもの頃からずっと読書好きというわけでも、
いわゆる”本の虫”でもないのですが、
この数年でその面白さ、奥深さに気づき始めました。

読書管理アプリを使用して、
読んだ日付、感想、印象に残ったフレーズをまとめています。

研究データとして、読書の充実が精神の充実に
関わっていることを数値で示唆するものもあるようです。

私自身、読書によって物事の捉え方の幅が
広がることは言うまでもなく、
それがストレス軽減に繋がることもあり、
日々の楽しみ方、豊かさをプラスしてくれているなぁと実感してます。

最近、10年程前に購入して本棚に眠っていた、
○○歳代のうちにすることをオススメすること、
について書かれた本を読み返してみました。

その本を購入した当時は、ふぅん、そういうものなのか、
共感できるものもあるしなんかできることはやっていこうかな~。
と言った程度に頭に残っていました。

が、今読み返すと、あの時のフレッシュな脳と
パワフルな体で計画的にひとつずつ実行していたならば、
人生は変わっていたかもしれない。
と思うようなことばかりでした。

ただ、私の好きな言葉のひとつに
“Age is just a number”という言葉があります。

学校に通う年齢、結婚する年齢…
日本では年齢にとらわれがち。

世界には年齢を気にせずやりたいことをやって
自分の人生を楽しんでいる人が沢山いるといいます。

私もふと、もう遅いかも、
と年齢を言い訳にしてしまいそうになることがありますが、
”年齢は単なる数字”という言葉を思い出す度に、
狭くなっていた視野が一気に広がるのを感じます。

何歳になっても挑戦し続ける人生を送りたいものです。

完璧に準備が整うことはまずないわけだし、
やりたいことをできるだけ
後回しにしないことは大切ですね。

読書は世界の広さを教えてくれて、
こうすることが本質的には適っているのではないか、
などと読み手に考えるきっかけ、
行動のきっかけをくれるものだと思っています。

そして本の著者が人生を通して得たことを
ほんの数時間で情報として
インプットできることってとても効率的。

読む本のジャンルの多様性は読書量と同等の重みを持っていると
何かで読んだことがあるので、
質的な側面、新たな出会いのきっかけづくりとして、
あらゆるジャンルの本を読むことを意識していきたいものです。

また、極端な例ですが100人の人が本を読んだら、
実際に行動に写す人は1人しかいない、
というのも見たことがあります。

私自身、行動を起こす人でいたいと思うし、
行動に移してより充実した人生へのステップを
踏み出す人が少しでも増えればいいなと思います。

今回例にあげた本を購入した当時の選択も私のベストだったし、
本を読み返して実際に行動に起こしていこうと思った今の私の思考も、
きっとベストな選択をしてきていると思っています。

改めて、年齢という数字を重ねるだけでなく、
その時々に合った、自分で考え得る最良の選択をして
質の高い時間を過ごしていきたいと思いました。

人生を楽しみましょう!

written by C